ロードレイジ

ここ最近ニュースで取り上げられているあおり運転。

同時に、『ロードレイジ』という言葉も話題となっているのをご存知でしょうか?

この記事では、ロードレイジの意味やあおり運転をする人の心理、対策方法についてお伝えします!

ロードレイジの意味とは?

ロードレイジとは、あおり運転などの危険運転をするドライバーや、危険運転そのもの・報復行動を言います。

“ロードレイジ”を直訳すると「道路での激怒」になるんですね。

ロード:道路

レイジ:激怒、暴力、非道な行為

怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」を普及している日本アンガーマネジメント協会は、ロードレイジの意味を次のように定義しています。

自動車走行中における、あおり運転や進路妨害などを するドライバーや報復行動全般

つまり、「この人の運転危ないな」と思うドライバー・運転そのもののことを言います。もちろん、あおり運転も含みます。

このロードレイジという言葉、初めて耳にした方もいらっしゃるかもしれません…。

ロードレイジは、いつ頃から言われるようになったのでしょうか?

ロードレイジはアメリカで40年前から社会問題になっていた

アメリカでは、なんと約40年も前から“ロードレイジ”が話題となり、社会問題になっていました。

ロードレイジは日本で作られた言葉ではなく、アメリカから来た言葉だったんですね。

近年、日本でもあおり運転のニュースが頻繁に取り上げられるようになり、「ロードレイジ」という言葉も注目されるようになりました。

日本のロードレイジは1万1000人以上

日本のあおり運転(車間距離保持義務違反)の摘発数は、2018年で1万1000件以上です。

6 高速道路における道路交通法違反の取締り状況
平成30年
車 間 距 離 不 保 持 11,793

1日あたりで計算すると、1日約32件の摘発数となりました。

これは、全国で毎日32人の“ロードレイジ”が警察に取り締められているということ。

高速道路で摘発されているだけでもこの数なので、実際にはもっと多くのロードレイジがいるはずですよね…。

ロードレイジになるドライバーは、どのような心理であおり運転などの危険運転を犯してしまうのでしょうか?

ロードレイジの心理とは?あおり運転をしてしまう4つの原因

ロードレイジに共通する心理として次の4つが挙げられます。

  • 急いでいる
  • 運転すると気が大きくなる
  • 運転技術が平均以上だと思っている
  • 車の価値が自分の価値だと思っている

それぞれ詳しく見てみましょう。

急いでいる

ロードレイジの心理の1つとして「急いでいる」ことがあります。

「仕事に間に合わない」「遅れられない」など、約束の時間に 間に合わないことへの焦りが、イライラや運転の粗さにつながってしまうのです。

運転すると気が大きくなる

普段 物静かな方でも、運転すると性格が荒っぽくなる方がいらっしゃいます。

運転中は “車”という空間に守られていますので、自分が傷つく危険性が低くなります。

そうなると、普段よりも大胆な考え方・行動(運転)をしてしまいがちなのです。

運転技術が平均以上だと思っている

ロードレイジの心理に、自分の運転に自信があることが挙げられます。

他のドライバーを見下し「自分は運転が上手いから優先されるべき」という自己中心的な考え方で運転をしてしまうのです。

車の価値が自分の価値だと思っている

ロードレイジには、

車の価値(値段)=自分の価値

このように思っている人が多いと言われています。

この傾向は、あおり運転の調査結果として実際に現れています。

加害車両については、4割が500万円以上の車種であり、約3割が200~499万円、2割が200万円未満の車種であった。

高級車に乗るロードレイジは、社会的ステータスが高く見える=道路でも優先されるべきと錯覚してしまい、自己中心的な運転をしてしまうのです。

「そんな自己中心的な考え方で周りに迷惑をかけるのはやめてほしい」と思われる方も多くいらっしゃるはず…。

ロードレイジに遭わないためには、どうしたら良いのでしょうか?

ロードレイジに遭わないための対策・対処方法

ロードレイジに遭わないための対策として、次の3つが挙げられます。

  • 必要以上にクラクションを鳴らさない
  • 追い越し車線でゆっくり走らない
  • 相手が見えなくなるまでやり過ごす

すでに気をつけている方も多くいらっしゃるかもしれませんが、それぞれ もう一度確認してみましょう!

必要以上にクラクションを鳴らさない

車のハンドル中央部分に装備してあるクラクション。

そもそもこのクラクションは、危険を相手に知らせるために使うものです。

しかし、必要以上にクラクションを鳴らすと相手を不快にさせてしまいます…。

ロードレイジの傾向にある人に限らず、です。

クラクションで相手の反感を買い、トラブルに発展してしまうケースもあります。

クラクションを多用して相手を不快にさせないよう、利用には気をつけましょう。

追い越し車線でゆっくり走らない

高速道路や一般道で複数ある車線には、次のような意味合いがあります。

左側の車線:走行車線

右側の車線:追い越し車線

また、そもそも追い越し車線は

  • 前の車を追い越す
  • 右折をする

このような場合に利用するものです。

追い越しなどの行為が済んだら、速やかに走行車線に戻らなければなりません。

追い越し車線をゆっくり走ったり、必要以上に長く走ったりすると、追い越し車線を利用する他の車の進路を妨害してしまいますし、「通行帯違反」にもなります。

(車両通行帯)
第二十条 車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。ただし、自動車(小型特殊自動車及び道路標識等によつて指定された自動車を除く。)は、当該道路の左側部分(当該道路が一方通行となつているときは、当該道路)に三以上の車両通行帯が設けられているときは、政令で定めるところにより、その速度に応じ、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。

追い越し車線は前の車を追い越すときのみ利用し、追い越したら速やかに走行車線に戻るようにしましょう。

相手が見えなくなるまでやり過ごす

ロードレイジに遭遇したら、相手の車が見えなくなるまで、安全な場所で停止するなどしてやり過ごしましょう。

万が一の場合でも、ロードレイジに関わらないことでトラブルを回避できます。

このように、もしあおり運転に遭遇してしまったら、正しい行動を取ることで被害を最小限に留めることができるんです。

以下の記事に詳しく書いていますので、よければこちらの記事もご覧ください。

ここまで『ロードレイジに遭わないための対策』をお伝えしてきましたが、次は自分自身の運転を振り返ってみてください。

「自分はロードレイジではない」「運転でイライラしたことはない」と断言できるでしょうか?

ドライバーであれば、運転時の状況や心身状態が重なれば、誰もがロードレイジになりえます。

もし運転中にイライラしてしまっても、ロードレイジにならないためにはどう対策・対処すれば良いのでしょうか?

ロードレイジに自分がならないための対策・対処方法

ロードレイジにならないためのおすすめの対策・対処方法は、次の3つです。

  • 家族写真を車内の見える位置に置いておく
  • ナンバープレートを計算する
  • 6秒間深呼吸する

それぞれ詳しくお伝えします!

家族写真を車内の見える位置に置いておく

車内に家族写真を貼っておきましょう。

運転中にイライラしたときに、家族の顔を見ることで冷静になれるのです。

車内は自分だけの空間になりがちなので、イライラしたときにパッと目に入る位置に守るべき家族の写真を貼っておくことをおすすめします。

ナンバープレートを計算する

イライラしたときは、ナンバープレートの数字を計算しましょう。

頭の中が怒りでいっぱいになったときは、脳にムリヤリ別の単純作業をさせると、そちらの処理に集中して怒りが静まります。

特に渋滞など長時間イライラしがちなときは、近くの車のナンバープレートの4桁の数字を足し算するなど単純計算をするのもおすすめです。

6秒間深呼吸する

もし運転中にイライラしてしまったら、6秒間深呼吸をしましょう。

人間の怒りのピークは6秒間だと言われています。

この6秒間、意識して心を静めるようにすると、怒りに任せた行動を回避できます。

また、深呼吸には体の自律神経にはたらきかけて心をリラックスさせる効果があります。

運転中にイライラすることがあったら、6秒間深呼吸して心を静めてください。

ロードレイジについてのまとめ 

ロードレイジとは、あおり運転などの危険運転をしてしまうドライバーや危険運転そのものを指します。

ロードレイジ(あおり運転をする人)の心理の共通点は、イライラや自己中心的な考えで運転してしまっていることです。

車を運転する以上、全てのドライバーがロードレイジになる可能性はあります。

運転中にイライラすることがあっても心を落ち着かせる対策を取り、安全運転を心がけましょう。

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